まねっこどんどんがイメージを育む

私は発語がゆっくりなお子様に対して、訓練の中でよく「まねっこどんどん」を行います。

動物の写真カードを見せるだけで動物の真似ができる子もいれば、それだけでは足りず、私の動きを見てはじめて真似できる子もいます。

 

目の前にないものをイメージして真似する時も、目の前の人の動きを見ながら真似する時にも働く脳の部位が下頭頂小葉です。この部位が担当する機能は様々で、道具の使用や言葉・文字の理解とも深く関りがあります。

 

こどもが道具を操作できるようになるには、①大人が使用しているところを繰り返し見る、②道具を使用するイメージを持つ、③道具の目的を知る、④実際に道具の操作を繰り返す、という手順があります。

 

同じように特定の言葉を身に付けるには、①大人が使用しているのを繰り返し聞く・体験する、②言葉とイメージがつながる、③言葉の使用の必要性が生じる、 ④実際に言葉に出してコミュニケーションを繰り返す、という手順を踏みます。

 

そうです。どちらもイメージがキーワードになるのです。このように重要な脳のイメージ機能を準備・強化してくれるのが真似っこ遊びなのです。

 

どうですか。こどもが興味をもって真似したくなるようなことを探したくなりませんか??