見た目の表情と本当の感情との違い
3歳の娘とおままごとをして遊んでいた時のことです。小児の言語聴覚士の職業柄、仕事ではおままごとに力を入れて取り組む方なのですが、家だと緊張感がないからか、とにかく眠いのです。
「一生懸命付き合わないと娘に申し訳ないなぁ。」と思いながらも、一応のやりとりをこなしていました。
娘:あっそうだ!お寿司屋さんにしようよ!!そうしよう。
などと、娘はノリノリでおままごとを発展させていきます。私は笑顔で受け答えはするものの、いかにも退屈を感じさせる姿勢であくびの連発です。
結局、私はモチベーションを挽回できないまま、遊びの終了時間となってしまいました。「さぁ終ろうか」と娘に声をかけたのですが、私からすると意外な言葉が返ってきました。
娘:めっちゃ楽しかった~。まだ遊びたい。
私は驚きました。親がこんなにいやいや付き合っているだけなのに、楽しんでくれたのかい??と。
見た目の表情と本当の感情との違いに気付く際に働く主な脳部位は、左側の内側上前頭回(内側前頭前野の一部)です。前頭前野の発達は遅く、6歳から10代半ばにかけてぐんぐんと伸びていきます。3歳は未熟なため、表情と本当の感情との違いにはうといのかもしれません。

ひとまずは隠し通せたことに、ほっとしました。でも、このままではいけませんよね(笑)。