暴言が与える脳への影響

脳の発達について、深く考えさせられる研究があります。

 

養育者(親)から日常的に暴言による虐待を受けていた方の脳を調べた研究です。𠮟りつける、はやし立てる、侮辱する、非難する、おとしめる、恐怖を与える、あざ笑う、過小評価する、というような言葉を言われ続けてきた方々の脳では、側頭葉にある上側頭回(聴覚野)の変形が見られたそうです。

 

上側頭回は主に、耳で聴いた情報を受け取って、言葉の一つ一つの音をしっかり捉えたり、単語の意味を理解したりする働きがあります。

 

この研究から言えるのは、聞きたくない言葉を浴びせ続けられたこどもは、「人の言葉を聴けない脳」に変わってしまうということです。

 

これを書いている私も「温かい言葉を、肯定的な言葉をこどもに」と意識しながらも、やはりまた叱りすぎて反省、ということを繰り返す情けない大人の一人です。

 

みんなで声かけあっていけたら良いですね。